『呪術廻戦モジュロ』第1話は、原作『呪術廻戦』の続編的位置づけであり、物語の舞台を次世代へと受け継がせる大きな始まりとなりました。
主人公として描かれるのは、乙骨憂太と禪院真希の孫にあたる乙骨憂花と乙骨真剣。彼らの目線から新たな呪術の世界が広がっていきます。
両者の血筋を受け継いだことで、圧倒的な呪力と身体能力を兼ね備えた存在として描かれ、彼らがどのようにして「呪術師」としての道を歩んでいくのかが大きな注目点です。
今回はそんな気になる「呪術廻戦モジュロ」第1話のネタバレ感想考察をまとめております。ネタバレが嫌な方は、ここでページを閉じるようお願いします。
「呪術廻戦モジュロ」第1話のあらすじネタバレ
- 宇宙人襲来!
- 乙骨憂太と禪院真希の孫が登場
- 乙骨憂花と乙骨真剣
- 憂花16歳、真剣17歳
- 呪詛師の罠
- 呪詛師のアジトへ殴り込み
宇宙人襲来!
呪術廻戦モジュロ・・・本編の最終決戦「人外魔境新宿決戦」から68年後「西暦2086年」が舞台の物語。
シムリア星人を名乗る地球外生命体約5万人が、表向きは難民として地球人に保護を要求するシーンからスタートしました。

「西暦2086年」では、呪力を持つ日本人が外交の資格を持つようで、シムリア星人との外交は日本人がするようです。
前作からいきなり宇宙人が登場する話になったので、びっくりした読者も多かったでしょうが、どうやら地球外生命体「シリアム星人」は呪術師と同じ力を持っているようで・・・

乙骨憂太と禪院真希の孫が登場
地球外生命体の登場からシーンは変わり、とある少女が・・・彼女の名は「乙骨憂花」。
おじいちゃんっ子で、立派な術師になるまで見守ってくれるようにと、ある指輪を渡すのでした。

そして時は流れ、「乙骨憂花」10歳の時におじいちゃんは死去。その遺影には、額に縫い目があるのでした。
そう、おじいちゃんは「乙骨憂太」だったのです。
そして、禪院真希がおばあちゃんであることが判明します。

乙骨憂花と乙骨真剣
おじいちゃんの死去後、立派な術師になるまで見守ってくれるようにと渡された指輪は、兄の真剣(つるぎ)が所有することになりました。
五条家の忌庫にも登録されている呪物のため、兄の真剣(つるぎ)にこそふさわしいと、兄の手に渡るのでした。

おじいちゃんに貰った大切な指輪・・・憂花は、強くなって指輪の所有者にふさわしい人物になるよう、努力することを決めるのでした。

憂花16歳、真剣17歳
時は流れ、憂花16歳、真剣17歳。二人はすでに呪術師になっているようで、とある任務に向かう途中のようです。
その任務とは、呪術が絡んだ誘拐事件に関する捜査。日本では拉致問題が深刻化しているようでした。

そこに、冒頭で登場したシリアム星人が登場。外国人の呪術師として地球へ侵入しているようでした。
名前はマルル・ヴァル・ヴル・イェリヴリ。通称「マル」。

締約国を代表して視察に来ているようでしたが、本当の目的は、シリアム星人と日本人が共生できるかどうかの見極めのようです。

呪詛師の罠
誘拐事件の捜査で、憂花と真剣は「決まった道順で通ると転送される」という裏道トラップを発見し、さらに少年が攫われる現場に遭遇しました。
相手の力量が自分より上だと判断する真剣。憂花を危険から遠ざけるため、憂花へ報告へ行くように言うのですが、「私も行く」と譲らない憂花。
そんなこんなで口論しているとき、真剣が拉致されるのでした。

一定以上の呪力を持つものは結界から弾くようで、真剣だけが拉致されたのでした。
どうやら真剣は、真希の天与呪縛を不完全に受け継いだのか、呪力はほぼゼロに近いようです。
呪詛師のアジトへ殴り込み
マルの力を借り、呪詛師のアジトへ。捕らえられた真剣を助け、いよいよ戦闘開始。
真剣のシン・陰流居合「抜刀」、そして憂花の狗顎爪が炸裂!呪詛師を捕えることに成功しました。

しかし、最後のあがきが・・・一瞬の隙を突かれそうになった瞬間、マルが第三の目を開眼!!

憂花と真剣は、「もしかして・・・宇宙人なのか?」と驚きを隠せない様子。
続きが気になるところで第1話は終了です。

「呪術廻戦モジュロ」ネタバレ1話の感想考察【乙骨憂太と禪院真希の孫の物語】
ついに始まった「呪術廻戦モジュロ」!かなり面白く、SNSでも話題沸騰中です。
ここからは、第1話を読んだ感想考察をまとめていきます。
長期連載を期待できる設定
「乙骨憂太と禪院真希の孫が主人公」という設定なのですが、乙骨の「膨大な呪力」と真希の「フィジカルギフテッド」を兼ね備える可能性があり、「最強のハイブリッドが誕生した」可能性が高いです。
そのせいで「強すぎて逆に葛藤や弱さの描写が大事になりそう」「完璧すぎる存在にならないか不安」という声も上がっているのですが・・・
宇宙人という「化け物」を3人目の主人公に置いているので、「最強のハイブリッド」ではあるものの、恐らく位置づけはかなり下の方になると思われます。
短期集中連載とのことですが、かなり面白い展開になりそうなので、長期連載へ移行する可能性も高そうですね。
かつてのメンバーは傑物として評価されている
五条悟や虎杖悠仁は、傑物として語り継がれているようです。
過去メンバーが歴史に名を刻んでいるのは胸アツですね!

過去メンバーの登場が楽しみ
物語は68年後「西暦2086年」なので、仮に虎杖などが登場してもかなりのおじいちゃんです。
しかし、全員が死んでいるというわけではないと思うので、再登場に期待です。
「モジュロ」の意味
SNSや掲示板で最も盛り上がっているのが「モジュロ」の解釈です。
数学用語「modulo(剰余)」から、「余り」「残り」というニュアンスを持たせているのでは?
「呪術の余剰」「過去から残されたもの」「残滓」がキーワードになるのでは?
主人公自身が“前世代の余りもの”として生まれ、その運命をどう覆すかが描かれるのでは?
といった感じで、タイトルそのものが物語のテーマと深く結びついているのではないかと考えられています。
まとめ
『呪術廻戦モジュロ』第1話は、乙骨憂太と禪院真希という二人の英雄の“孫”を主人公に据えることで、物語を新たな世代へと引き継ぐ幕開けとなりました。
読者の間では「最強の血筋を受け継いだ新主人公の可能性」や「祖父母の因縁をどう背負うのか」に注目が集まり、さらにタイトル「モジュロ」の意味を巡る考察も大きな盛り上がりを見せています。
また、新たな脅威の存在や呪術体系の拡張が示唆されたことで、「次はどんな敵が現れるのか」「旧キャラとのつながりがどう描かれるのか」といった期待と不安が入り混じる展開に
。懐かしさと新鮮さを同時に味わえる導入は、多くのファンにとって胸を高鳴らせる内容となったでしょう。
今後、『モジュロ』がどのように“残されたもの”や“次世代の宿命”を描き出していくのか――。旧作ファンにとっても新たな読者にとっても、目が離せない展開が続いていくことは間違いありません。
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